「すぐやる!」菅原洋平著

【ブログネタ】「すぐやる!」

「すぐやる!」(菅原洋平著)という本の視点が、新しくて面白かったです。

文章は少々わかりにくいと感じたのですが、「作業療法士」としての視点で実践につながりやすい方法や考え方が書いてあります。

「すぐやる」ためのポイントは、脳に入る情報を変えること、つまり何を「見せる」「聞かせる」「触らせる」を基本としては話が進んでいきます。

下記にそれぞれの章について簡単に説明しますね。
#下記は、本の章の番号には連動していますが、実際の章のタイトルとは違います。

1章:脳に何を見せるか?が大事

「やってはいけないことをやる」ことによる罪悪感が、その後の行動に価値を見出すようになるそうです。そのため、「やってはいけない行動」を繰り返してしまうというメカニズムになっているそうです。

そして、その対策としては、そもそも「脳に見せない」こと
そのために例えばTVのリモコンなどは常に「元の場所に戻す」ようにすると良いのだとか。

よく聞く話ですが、この本の説明を読むと実践するきになります。

2章:脳に次の行動を予測させる

スムーズに取り掛かるコツは「脳が次の行動を予測できるところまでちょっとだけ着手しておくこと」。例えば本だったら、区切りのいい章の終わりで読むのをやめるのではなく、次の章も少し読み始めておくという感じでしょうか。

これもよく聞く話な気もしますが、やってみようという気にさせてくれます。

また、フォードフォワードという概念を紹介し、「スモールステップ」(エラーレス学習)などにも言及しています。

3章:すぐやる集団にいると「すぐやる」ようになる

要はモデリングやミラーニューロンの話だと思うのですが、まぁ、これも経験がある人はすぐ分かる話でしょう。

とはいえ、それでもわかっていても人間同じ環境にいつづけるものなんですけどね。いい悪いじゃなくてそういう強い傾向があるという意味で。

ちなみに、体の動きなどを教える際に、対面するより横並びになる方が「メンタルローテーション」をする必要がなくなり脳のリソースを消費しないのでやりやすいとのこと。なるほど。

4章:「経験的な言葉」を使うと脳がやる気になる

アファメーションの話ではなく、「主観的」「客観的」な言葉ではなく、「経験的な言葉」を使うというのが新鮮でした。

経験的な言葉とは「感じたこと」「体の様子」などとのこと。
ここが「なるほど」と思いつつちょっとわかりにくいところでした。

また、メタファーの重要性や「外言語」などについても言及されています。

5章:ゴールを「明確」にすることの大切さと「やればできる」という言葉の危険性

「やればできる」というように思っていると、「でも実際やっていない」という現実を突きつけられます。

そうすると1章で説明されているような罪悪感が生まれ、「やってはいけない」(つまり「やらない」)ことを繰り返し「自分はダメなやつ」というループにハマるということのようです。

対策は、「ここまではできる!」と到達点を具体的にする事。
そして、実行したらその「できたこと」にフォーカスして、認めます。

これは最初に上げたように「自分の脳にどんな言葉を聞かせたいか?」という視点で考えれば、前者は「ネガティブな言葉」なのに対して、後者は「ポジティブな言葉」になっているというわけです。

私も机の片付けについて「やればできる」と常々思っているのですが、実際やると途中でくじけたりします。もしくは「3分だけやろう」と決めて完了しても、「3分じゃ短いからもう少し」というようにやり、結局「全然片付かない!!」となってしまっていました。そして、罪悪感が生まれるというのを繰り返していたわけです。

それが、まず「3分だけやる」とか「書類一枚だけ片付ける」としたら確かに罪悪感が生まれにくくなりました。
コツは、「3分しかやってないからもう少しやろう」とか考えずに、まずは「3分やった自分を認める」ことですかね。そして、それでも余裕があれば改めて時間を設定してやると良いのだと思います。

7つの習慣の「第二の習慣:終わりを思い描くことから始める」とかソフトバンクバリューの「逆算って楽しい」とかってちょっとストイックな感じに聞こえますが、こういう視点で考えるのも良いかもしれませんね。

また、「わざ言葉」という概念も紹介されています。
「わざ言葉」とは、「速読は読まないように読む」とか「自転車は、足の裏で空き缶を踏んづけるようにペダルを踏む」とかいうできる人の感覚、特に体感覚を表した言葉のようです。

これも、自分なりに作ってみましたが結構面白いです。
「手書きでも字を書くときの感覚とか」
(まだ、作ったばかりで、今後効果や継続性があるかはまだわからないので、コツとして発表するのも恥ずかしいので今は控えておきます)

6章:「メンタル文法」を変える

「すぐやるスイッチ」をすぐ入れる簡単な方法として、「メンタル文法」という概念とその活用方法について解説されています。

見聞きしたことに対して「メンタル文法」を通して解釈しているとのこと。
これは認知心理学などで、人は自分のフィルタを通しながら世界を認知していると言われますが、それを「文法」と言っているのだと思います。

例えば、ある特定のキーワードに文脈や全体像を見ることなく強く反応してしまうなんていうのもこの「メンタル文法」のためでしょうか。
本の中では、例としてうつ病の人は、ネガティブな言葉に強く反応するとありましたが、これは多分言葉だけではなく出来事や物事の解釈自体がネガティブだったりポジティブだったりするのでしょう。

対応策としては、「状態+すぐやる」みたいので自分にしっくりくるものを作っておく事だそうです。
例えば、「褒められる」+「すぐやる」→「褒められるからすぐやる」とか、「スッキリするからすぐやる」とか、自分の中のメンタル文法が反応しやすい文章を作っておくということですね。

また、語彙を増やす事で、このメンタル文法自体も変化し、「できないこと」への固執が減るとのこと。語彙力の大切さを、別な視点から解説されているのが興味深いです。

7章:「【能動的に触る】感覚を得る」と動けるようになる

「触られる」という受動的な感覚ではなく、「自ら触っている」能動的な感覚を得ることで、たくさんの感覚情報が得られ、それが得られると行動力が上がるそうです。

このあたりを読んで思ったのが「夢をかなえるゾウ」などいろいろな自己啓発の本で言われている「トイレ掃除をする」とか「靴を磨く」、人によっては「アイロンがけをする」なんてことの重要性とコツについてです。

これらの動作を、漠然とではなく、「能動的に」触覚を使いながら行うことで、「今、ここ」に集中しより多くの情報を受け取る事ができ、効果が上がるのかもしれません。

もっというと、瞑想のときの「呼吸の感覚を意識的に観察する」こともまさにこの能動的に触覚を得ることにすることになっているのかもしれませんね。空気が気管を通る感覚、鼻や口を抜けていく感覚、そして吸うときのそれらの感覚などなど。

また、爪を切り丁寧に整えることは、触覚の面からも良い効果を持つそうです。

8章:「大事なこと」以外はルーティン化

「何となくネガティブ」な気分になるのは「脳の慢性疲労」が原因とのこと。そしてそれは脳のリソースを使いすぎているから。

対策としては、普段使っている道具などをチェックして、脳がルーティンでできることを増やすこと。

もちろん、すべてをルーティン化するのではなく、日常の何気ない事をルーティン化することで脳のリソースをより大事なことに集中できるというわけです。

例えば、カバンの中。逆にお気に入りの道具は動きの起点になっていたりするので、変えたくなっても変えない方が良いのだそうです。

 

参考文献ぐらいはしっかり載せてほしかったですが、「すぐやる」ことに興味がある方にはおすすめです。

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すぐやる! 「行動力」を高める“科学的な”方法
菅原洋平
文響社 2016-07-27

by G-Tools , 2017/03/04

隙間時間だけでTOEICのスコアを上げた方法

lifenotes.jpで、学習の理論として使っている「熟達訓練(Fluency Building)」とか「過剰学習(Over Learning)」という概念があります。これを実践して英語上達やTOEICのスコアアップのお手伝いをされている吉田直樹さんという方にお話を伺ってきました。

吉田さんのメソッドは、気合と根性で乗り切る感じでもなく(そういう部分や、そうなる人はいるかもですが)、ちゃんと理論と結果があり楽しみながら取り組めそうな内容です。

※文中の写真は、すべてイメージです。念のため。

TOEIC受検のきっかけは?

2014年に、フォーカス・リーディングの寺田昌嗣さんの「高速学習」の講座というのが有ることを知り、「おもしろそうだ」と思って参加しました。

その講座では、なにか学ぶ目標を決める必要があり、「年内(7ケ月)でTOEIC730を超えること」を目標にしたのがきっかけです。

どのような英語学習をされたのですか?

直接英語の話では無いのですが、20年前仕事でイタリア駐在になった時、イタリア語を学んだことがあります。

その際、スキマ時間にシャドーイングをひたすらやって教材を覚えてしまうくらい繰返していると、一年ぐらいで仕事では大体通訳ができるようになり、 3年後にはイタリア人の部下をイタリア語で説教するようになってました。

ただ、その方法は英語には中途半端にしか適用していなかったし、「TOEIC 730点は一生無理」とあきらめていました。

 

 

寺田さんの高速学習講座後も英語に時間はかけられませんでした。

しかし、寺田さんの「スキマ時間でウォークマンを活用してできるだけ繰返し、思い出す回数を増やす」というやり方が、イタリア語でうまくいった時の方法とミックスし易かったので、移動や雑用の時間でなるべく「耳と口で頻出フレーズ集をやる」ようにしました。

そうしたら、気づいたらTOEICの文章が以前より遥かに簡単に分かるようになっていました。」

ご自身のTOEIC受検の結果はどんなでしたか?

 

当初のTOEICのスコアは、655点。そこから前述のようなスキマ時間の学習を進め、6ヶ月に試しに模試をやったら軽く目標を超えて765点。

それで面白くなってさらにTOEIC問題で集中的にトレーニングしたら、2ヶ月で920点になり、自分でもびっくりしました」

『英語はこんなに楽にスキマ時間で上達できるんだ』ということが分かったので、社内で英語上達したい人のお手伝いをするようになりました。

受講生の方の実績はどうですか?

 

※写真はイメージです。日本人向けの勉強会です。

過去のTOEICのスコアが約450点の人にはDUO selectからやってもらい、700点になったり、約650点の人にはDUO3.0からやってもらって、765点というように伸びています
「英語を毎日やる習慣がついた」「気が付いたら英語ができるようになっていた」とか「TOEICで『単語がわからないので解けない』ということがほとんどなくなった」などの喜びの声を頂いてます。

どんな教え方をされているのですか?

 

英語は教えず、英語の練習方法を教え、継続のサポートをします。

練習としては移動時間等で、「「DUO Select」や「金のフレーズ」を徹底してシャドーイング中心にやってもらいます。

まずは、DUOをひたすらシャドウイングをしていきます。シャドウイングは、文章を英語の語順で理解するよう意味の塊で区切ってやったり、さらに上達に合わせて複数のパターンで行ってもらいます。

一冊を3~4ケ月かけて何百周も気楽に繰返し、「文が始まったらその音声を追い越して言えるようになるまで」やり込むように指導しています。

倍速再生や秒戻し再生も活用するようしつこく指導しています。

#このあたりがまさに、「熟達訓練」とか「過剰学習」ですね。

lifenotes.jp の講座(「その日に実践!バーで友達を作るための英会話」)に参加されていかがでしたか?

 

※写真はイメージです!こんな人はいないし、こんなかっこいいバーではないです。

やはり、「Fluency Building(熟達訓練)」などの考え方には、大変共感しました。

ほかに伝えていく際に参考にできそうなこととしては、話しかけるステップを分けていることや、自分自身のことを話せるように自己紹介のネタをマインドマップで作っておくことなどが特に参考になりました。

まとめ

吉田さんは、今は英語上達したい人を指導する立場にいるので、いろいろと上達方法を研究されていらっしゃいます。

私ともフォーカス・リーディングの寺田さんの高速学習講座で出会いました。

実際に、寺田さんの学習に関するU理論や実践的な理論も応用して指導をされているそうです。

また、「Fluency Building(熟達訓練)」という言葉自体は、ご存知なかったそうですが、概念自体は実践されていらっしゃった方です。

さらに、自らだけではなく他の方にも結果を出させている方なので、その手法はとても興味深いだけではなく確度も高いものだと思われます。

英語上達やTOEICのスコアアップを狙っている方は、是非下記をご覧ください。

詳細は、こちら
http://ameblo.jp/toeic-coach/entry-12126149309.html

「指使い」を上達させる

先日、右手の小指の骨を折り、しばらく固定していました。

骨の位置を調整してもらうのって、麻酔とか使わないんですね。折った(らしい)ときより、1万倍ぐらい痛かったです。

そして、当然、小指は固定されます。6週間ぐらい固定しなければならないらしいです。

小指が固定されていると、キーボードは打ちにくく、手書きの文字も書きにくくなり、麺類は非常に食べにくくなります。あまりにも不自由なので「骨なんて勝手にいい具合につくだろう」と固定具を外してました。

一週間後、病院に行くとお医者さんに「せっかく調整した位置がずれている!」と怒られ、再度「1万倍の痛み」を味わうことになりました。しかも、6週間のカウントがリセットされます・・・

流石にもうこの痛みを味わったり、更には固定される期間を延ばしたりすることは避けたいので今度はおとなしく固定されたままにしました。

さて、改めてこうして右小指が固定されると、右手を使うのが大分不自由になります。そうなると、この状況だからこそ感じられる指を使ったスキルなども見えてきました。

今回はそういう指使いのスキルについてリストアップして行きます。

これらは、普通に両手の指が全て使えるときにも便利なスキルだったりするので是非御覧ください。

1.左手電卓

これは、あらためてメリットを痛感したスキルの一つです。

もともとは、「左手で電卓を打てるとかっこよさそう!」という分かりやすい動機で身に付けたスキルですが、右手が自由になるのでかなり役立ちます。

例えば、右手でペンを持って何かを書いたり、書類をより分けたりができるので作業効率も上がります。当然、右手の小指が固定されていても、左手で電卓を打つ際には全く問題はありません。

習得方法についても過去にまとめているので、よかったら試してみて下さい。
結構簡単に身につきます。

【学習レシピ】左手電卓が想像以上に凄い件について

【学習レシピ】左手電卓が想像以上に凄い件について

あ、コツとして追記しましたが、「脳トレになっている」とか「頭が良くなっている」なんて思いながらやると、モチベーションが上がりますよ。
私は、「数字に強くなっていく」とかかなぁ。

ちなみに、人前で電卓を左手で打っていて「すごい」とか「かっこいい」と言われたことはないです。

2.スマホの左手操作

これ、私は普段から左手でスマホの操作をしていました。
これは別に意識的にトレーニングしていたわけではなく、左手でスマホを操作するのは年代的なものもあるそうです。

参考)スマホを持つ手で年齢がわかる!? 20代は右手、30代は左手が優勢【スマホ調査】
http://webnaut.jp/others/595.html

とはいえ、お陰で右手が多少不自由でも障害を感じませんでした。

気づかなかったけど、電卓を左手で打てる際のメリットと同様、利き手が右であれば、スマホを左手で操作できるようになっていると右手で色々できているのかも。

まぁ、普段使わない手を使うことで脳トレにもなるかもしれません。

3.キーボードショートカット

指の骨が折れていると当然痛みがあります。

そうなると、いちいちマウスを持ったりする動作がとても億劫になります。

というわけで、キーボードショートカットを多用するようになりました。

私は、普段からWindowsのExcelを使う際には、キーボードショートカットを多用する方でしたが、MacでExcelを使う際や、会計ソフト(今回は会計王)などのキーボードショートカットも大分認識するようになりました。

何処かにキーボードショートカットを使うのとマウスに持ち替えるのでは、時間的に差は無いという感じの記事がありましたが、何かしら計測の際に何か大事な要素が抜けていそうです。

たとえ、かかる時間が同じだったとしても一度覚えて、習熟すると操作のストレスなどのコストがだいぶ下がると思うのですよね。

もちろん、覚える時間を使うほうがコストがかかるという場合もあるでしょうけれどもよく使う送付となら十二分にペイすると思います。

ちなみに、私は普段、基本的にMacを使っていますが、この辺の基本的以上のキーボードショートカットの覚えやすさは、Windowsの方が優れている事が多いように思います。Macの場合タッチパッドの精度が非常に高いとか、ジェスチャーが使えるとか別な要因があって、あまり不便を感じませんが、単体で比べると。

あまりちゃんと認識してなかった他のソフトのキーボードも覚えたり、Macでの画面操作についても結構積極的に使うようになっています。

4.日本語入力ソフトの機能や単語登録を使う

日本語入力ソフトの「Google日本語入力」を使っていると「z」+「l」(エル)で、「→」が出ます。

コレと同様な感じに「✔」などを単語登録しておくと便利です。私は今のところ「ch」に登録しています。

また、ありきたりですが勘定科目などよく使う単語を単語登録しておくと便利です。「会計王」だと、このあたりはよく作られていて最初の数文字を打つだけですぐに勘定科目や補助科目を入力できたりします。また、日本の会計ソフトだと伝票(仕訳)のコピーができるものが多いようです。

ちなみに、Google日本語入力ほかの向きの矢印も、
「z」+「h」:「←」
「z」+「j」:「↓」
「z」+「k」:「↑」
という感じで出ますし、ほかの記号も幾らかあります。

参考)Google日本語入力で使える「Zコマンド」がすごい@IDEA*IDEA
http://www.ideaxidea.com/archives/2009/12/google_z.html

おまけ)Excel VBA学習のためのWeb・講座・書籍

ここまで、「本当に楽しくプログラミング入門をする方法(VBAから)」「一ヶ月でEXCEL VBAを身につける学習手順」と2回連続でExcel VBAについての記事を書いてきましたが、3回目の今回はおまけとして、私が参考にしたWebサイトや講座、書籍などについて、当時のメモが残っている範囲で記載しておきます。

先の記事(「一ヶ月でEXCEL VBAを身につける学習手順」)は、まず「身につける」ことを目的にしていますが、こちらは先に紹介した学習手順とは別なので、他のおすすめサイトも入っています。

いろいろと役立つサイトも有るのでよろしければ是非御覧ください。

Amazonレビュー風に★マークも付けてみました(もちろん、個人の感想です)。

【Web・講座など】

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★★★★★
●エクセルVBA 達人養成塾
ここの無料講座は、内容も分かりやすくモチベーションが上がります。
特に下記2つは、これから入門の場合には受けておくと良いと思います。

エクセルマクロ・VBA導入編 無料!

エクセル仕事を劇的に楽にする「DPRフレームワーク」
Excelで、データを扱う際の基本的な考え方をわかりやすく教えてくれます。
(こちらは、先に紹介した講座でも教えてくれはくれます。表現は少々違いますが)

ちなみに、私はこちらの有料講座もいくつか受講しました。いずれも良い講座でしたが、Webでの授業なのでモチベーションを保つのがちょっと大変でした。
一気にきっちりと身につけるなら先に紹介した手順がおすすめです。

★★★★★
●Office TANAKA
先に紹介した私のおすすめの習得ステップで紹介している講座です。
記事については、わかりやすいけど、わざわざ頭から読む必要はないと思います。VBAで分からないことがあって、ネットで検索すると高い確率でここの記事が引っかかってきます。解説も丁寧でわかりやすいです。ただ、回りくどいこともあるので、そのあたりははまらないように注意してください。

「VBAベーシックセミナー」
先の記事で紹介したリアルの(Webのではない)講座です。
基本的な、For文とIf文を教わりますが、これを受講するだけで大分いろいろできるようになります。Excel VBAで簡単な自動化ができるようになるためにはこの講座だけでも十分です。

「VBAスタンダードセミナー」
オブジェクト型変数とか配列などを学びます。資格がいらないなら、ベーシックだけ受けて、後は自分で調べながらでもいい気がします。

★★★★
やってみよう!Excel VBAで業務改善!
Excel VBAを学ぼうかなと思った時に読んだストーリー形式の記事です。
初めて読んだときは、VBAのコードについては適当に読み流していたものですが、それでも楽しく読めていました。ストーリーも嫌味がなく、楽しく読みつつExcel VBAについてと、業務におけるイメージが掴めるのでおすすめです。

★★★
【VBAエキスパート Excel スタンダード】なんでもっと早く受けとかなかったのか…
「これってプログラミング言語習得の入り口としてもいいんじゃない。」
記事にも書きましたが、この言葉がモチベーションを上げてくれました。
ちょっと長いけど、最初に読んでおくと良いかもです。資格をとる取らないに関係なく。

★★★
1,200万人の事務員たちよ、VBAという武器を手に戦いに出よ!
なぜ、(事務員が)VBAを身に着けたほうがいいのかが記事にされています。

【書籍】

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※念のためですが、写真はイメージです。私は、普段MacでExcelも使ってますが、Excel VBAを使う際は、Windowsでやってます。

★★★★★
●Excel VBAのプログラミングのツボとコツが絶対に分かる本
立山 秀利

入門者向けの本でとても役立つ本でした。内容的には、「入門者のExcel VBA」のしっかりバージョン。本を置くスペースのあるお部屋に住んでいるならこちらを紙の本バージョンで買うのがよいと思います。Kindle版は読みにくかった・・・

★★★★
●入門者のExcel VBA
立山 秀利

入門者向けの本でとても役立つ本でした。内容的には、「Excel VBAのプログラミングのツボとコツが絶対に分かる本」のショートバージョン的な感じ。どちらか一冊やればOKだと思います。こちらは読みやすさ的にKindle版でも問題ありませんでした。

★★★★
●VBAエキスパート公式テキスト Excel VBA ベーシック
田中 亨 (著)

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VBAエキスパート公式テキスト Excel VBA ベーシック [模擬問題プログラム付き]
田中 亨
オデッセイコミュニケーションズ 2009-03-31

「テキスト」という感じで一通り網羅してあり、かつ読みやすくまとまっています。ただ、薄くて、価格は高めです。

★★★★
●VBAエキスパート公式テキスト Excel VBA スタンダート
田中 亨 (著)

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VBAエキスパート公式テキスト Excel VBA スタンダード
田中 亨
オデッセイコミュニケーションズ 2009-06-04

「ベーシック」同様良い感じです。そして、同様に薄くて高いです。

★★
「Excel VBAの神様」大村 あつし (著)
小説形式で楽しく学べると思いきや、個人的には、なによりストーリーが驚くほどチャチで、救いがなく、著者の自己愛が臭いすぎるのがちょっと・・・
Excel VBAの解説部分はとてもわかり易かったので、別途そういう本を書いていただきたいところです。

★★
●Excel VBA 本格入門 ~日常業務の自動化からアプリケーション開発まで~
大村 あつし (著)

上記の小説形式の本を書いている著者による別な書籍です。小説ではない普通の本ならよいのではと思って購入しましたが、ホントに「教科書」という感じでした。

★★★
●Excel VBA 逆引き辞典パーフェクト 2013/2010/2007/2003対応
田中 亨 (著)
今時はネットで調べれば大抵のことはわかるけど、手元にあると紙をパラパラめくって調べられるので意外と便利です。
この本、今はもっと新しいのが出ているようです。

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Excel VBA逆引き辞典パーフェクト 第3版
田中 亨
翔泳社 2016-07-15

関連記事

「本当に楽しくプログラミング入門をする方法(VBAから)」

「一ヶ月でEXCEL VBAを身につける学習手順」

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一ヶ月でExcel VBAを身につける学習手順

前回(本当に楽しくプログラミング入門をする方法(VBAから))の続きで、ExcelのVBAを「身につける」方法について「具体的にどうやったらいいのか?」という手順を紹介します。

Excel VBAが多少出来るようになった後「これは、すごく使える!」と感動し、自分の学習方法をまとめてお仕事でExcelを使っていそうな人に紹介していました。

そのうちの一人は、1ヶ月ぐらいでサクサクとExcel VBAをマスターし資格(Excel VBA ベーシックとスタンダード)も取得されていました。

下記は、それをまとめたものです。

ちなみに、私は、10冊程度VBAの本を読み、いくつか講座にも参加し、Webサイトを見て回りといろいろと試行錯誤しながら身に付けました。多分、半年ぐらいかかったかな。

その中から、lifenotes.jpで紹介しているような学習の理論などに基づいて「こういう手順だったら最短で身についただろう」という手順です。

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※クリックすると別ウインドウで拡大します。

最初に書いたとおり、ExcelをWindowsで使う人には、効果的な方法だと思います。

概略はこんな感じ

  1. 目標を確認する
    モチベーションを上げたり保ったりするためにも結構大事です。
  2. 概略をつかむ
    Excel VBAってどんな感じで、どういうふうに業務に使うのかを、実際に手を動かしながら掴みます。
  3. 講座を受講する
    宣伝するわけではないですが、講座受講をしたほうが素早く知識と勘所を身につけられます。(※アフィリエイトフィーとかもらってませんよ。念のため)
  4. 「熟達訓練」を行う
    ここが最大のポイントです。

というわけで、それぞれのステップについて説明していきます。

1.目標を確認する(モチベーションを上げる)

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先の記事と重複しますが、「どんなことができるようになるか」を知るとモチベーションが上がります。それと特に初期は、学習自体がちょっと大変だと思うので「なぜ?」に立ち返るのは大事です。ステップ4をある程度やると学習のプロセス自体が大分楽しくなると思うのですけどね。

「Excelでの作業が(ものすごく)効率化出来る」
「業務の流れを整理できる」
「論理思考が身につく」
「プログラミングの入門になる」
「出来る人が使えるスキルである」(前の記事参照)
とか。

是非、先の記事とリンク先も参照してみて下さい。

そして、これができたら、できるようになったどうなるか?も想像してみてください。
「仕事が楽になりそう」
「帰る時間が早くなる」
「そしたら、子供との時間が増える」
「給料が上がるかも」
「転職の際に役立つかも」
「他のプログラミング言語を覚えていくきっかけになる」
などなど。

そして、この辺は手帳にでも書いておいて、何度も見直すと良いと思います。
Excel VBAの勉強を初める前とかに。

ちなみに、以前マインドマップの講師仲間だった近藤学さんという税理士の方は、VBAを0から初めてこんなソフトまで作成されています。私とはモチベーションもスキルも段違いですが、モチベーションが高く、ご自身の専門性を活かすと、こういうすごいことになるということで。

資金繰り予報士®こがねむしクラブ
http://koganemushi.jp

2.概略をつかむ(本を読む)

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私が読んだ本の中で、これからExcel VBAの入門にどれか一冊と言われたらこちらをおすすめします。

3で紹介する講座がすぐに受講出来るタイミングの人は、飛ばしてもOKです。ただ、大抵の人は受講までに多少時間があると思うので、「Excel VBAを学ぶってこんな感じ」という概略をつかむためには、実際に手を動かしつつイメージを掴むのに最適です。

ExcelVBAのプログラミングのツボとコツがゼッタイにわかる本 立山 秀利著
https://goo.gl/Fl1tlV

内容的には、「入門者のExcel VBA」のしっかりバージョンで、プログラミングをしながら学んで行くことができます。

そのため、ただ読むだけではなく、実際手順に沿って「手を動かす」事ができるので学習効果も高いはずです。できれば3回ぐらいやってみると良さそうです。

なお、Kindle版ではなく紙の本を買うのがおすすめです。特にこの本のKindle版は、やたら読みにくかったので。

3.講座を受講する

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下記の講座が私が知る中で入門者(とか「ちょっと出来る」というレベルの人)には、とても費用対効果が高くおすすめです。2日間の講座で基本を理解でき、「もっと早く受講しておけばよかった」というのが感想です。

(Excel)VBAベーシック セミナー
http://officetanaka.net/seminar/seminar1.htm

テキストもしっかりしており、一度受講すると無償で何度でも再受講できるそうです。(私はまだ再受講をしたことはないですが)

正直なところプログラミングについては、自宅でコツコツやっていたほうが効果は高いだろうと思っていました。しかし、コツなどをちゃんと教えるスキルのある人から対面で教わるとスピードが変わります。

学習効果を考えると費用4万〜5万円代(申し込み方法により変わります)と2日間という時間を払う価値は十二分にあると思います。

特に良かったと感じる点は、特にこの三点です。

  1. 「分かった」や「できる」の状態に素早く到達出来る
    2日間の詰め込み型ですが、基本的な考え方を理解でき、lifenotes.jpでよく言っている「分かった」とか「できる」状態に素早く到達できます。あとで書きますが、その後の「使える」レベルに行くツールも提供されます。
  2. 仕事での実践につながる
    プログラミングができるようになる考え方だけではなく、実践でどのように使うかのヒントも得られます。他の受講生と話をするとより良さそうです。
  3. 資格取得につながる
    基本は、「実践力を身につける」というコンセプトのようですが、「Excel VBA ベーシック」とか「Excel VBA スタンダード」といった資格取得にも直結します。理由は、講座で使用するテキストがこの資格に対応したものであり、更にテストに対応した問題集ももらえるから。スキルを身につけるだけではなく、転職などで客観的な評価が必要な方や、自分の学習・習熟度合いを図りたい方にはおすすめです。

ただ、ちょっと注意点もあります。それは、講師の方に少々癖があること。それ故にファンもいるようですが、苦手な人は駄目みたいです。

例えば、私がこの講座を紹介した人が、更に知人に紹介したことがありました。その方は、講座を受講したさいに「本題に入るまでの講師の自慢話ばかりが長くて苦痛!人には勧められない」と言っていたそうです。私としては、そういう雑談も記憶のフックを作るのに役立つと思うのですけどね。

あと、質問はウェルカムな感じですが、実際に質問すると「そういう質問をしているようだから駄目なんだよ」的なダメ出しを受けたりします。このあたりは、ネタだと思って楽しみましょう。

4.熟達訓練をする

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lifenotes.jpの記事を読んでいただいている方はだいたい想像がつくでしょうけれども、ここが最も大事です。

先の記事で書いた過剰学習(Over Learning)とか熟達訓練(Fluency Building)と言うやつです。

この理屈や感覚を知っていれば、こういう練習に「めんどくさい」とか「苦しそう」というイメージを「ちょっとワクワクする」「楽しそう」というイメージに変える事ができます。達成したゴール以前に、プロセス自体を楽しめる様になるわけですね。

さて、この段階で、Excelでの自動処理の主なパターンである、For文+IF文という「幹」と「枝葉」を「分かる」「できる」から「使える」というレベルに持っていきます。もうちょっと書くと、こういう基本的なことをほぼ自動的に書ける様になるということです。

こうなるとちょっとした応用も簡単にできますし、より高度な処理を考える基礎になります。基本的なところにアタマのリソースを取られずに済むようになります。

具体的に何をやるかというと、ひたすら練習をします。
その際に、とても役立ったのが、3で紹介した講座でもらえる問題集です。

これを、最低5回繰り返します。
講座でも、最後に「この問題集を繰り返すとすごいよ」的なお話がありましたが、逆にやらないと講座の価値は1000分の1ぐらいになると思います。

よくあるじゃないですか、普段セミナーとかに出ても、何年かすると「あの講座出たなぁ」とか「講師の○○さん面白いよね」的な感じになること。この講座も同様です。

そして、この講座の最も素晴らしいところの1つは、よく考えられた習熟のために使えるこの問題集がもらえるところです。
※注意!Excel VBA ベーシックの講座でもらえるものです。Excel VBAスタンダードの講座を受講した際にはもらえませんでした。

というわけで、事前に、1〜2ヶ月程度一日30分程度の学習時間をスケジュールしておくのがおすすめです。

実際の練習については、繰り返すのも一気に全部ではなく、それぞれの問題から学べることを早めに習熟するために、5シート毎に繰り返します。

そして、それぞれの問題について、毎回、学んだことや引っかかったこと、開始時間、終了時間を図ります。この際のポイントは、最初はゆっくりと丁寧にやること。

単に5回繰り返しても実力がつくと思いますが、こういう理屈を知っていると学習のプロセス自体が楽しくなっていきます。

ちなみに、Excel上のデータの処理についての基本的なパターンは、テーブル型にデータが並んでいるところを、上から順番に一行ずつ(1レコードずつ)処理をしていきます。そして、この際、特定の条件に引っかかったら何かをさせるというのが、Excelの自動処理の基本パターンになります。

なので、For文で上から順に各行を見ていき、IF文で特定の条件に合う場合に何かの処理をさせるという事になります。

基本的にこれを様々なパターンで繰り返すのが、当日もらえる問題集になります。サンプルやコメントアウトされた形で解説もしっかりされています。最初から全部を理解する必要はありません。

手を動かして実際に「過剰学習」なり「熟達訓練」をすることで、このパターンが身につき「使える」ようになるというわけです。

次回(「おまけ)Excel VBA学習のためのWeb・講座・書籍」)は、おまけとして、参考までに私がExcel VBAを学んでいた時に読んだ本やブログ、受講した講座などについて書いておきます。更に上を目指す際の参考にしていただけましたら幸いです。
おまけ)

もし、この記事を読んで実際に受講された方は、私がモチベーションアップのために使っていた記録シートをお渡しするのでお声がけ下さい。ざっくりとしか作ってないですが、よろしければ。

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本当に楽しくプログラミング入門をする方法(VBAから)

おまけ)Excel VBA学習のためのWeb・講座・書籍

本当に楽しくプログラミング入門をする方法(VBAから)

なにか新しいことを身につけるのって楽しいですか?

例えば、プログラミング。私にとっては、楽しい半面、苦行になってしまったりしていました。

“Programing is fun.”

とか画面に表示してもみても全く苦痛で、間違える自分にイライラしてしまって、やらなくなるとかを繰り返して・・・

しかし!しばらく前にExcelのVBAについて改めて勉強し、ちょっとは身につけることができました。

ある程度できるようになると思っていたより100倍ぐらい役立ち、かつ学ぶのが楽しいスキルでした。

結果がすぐに目に見えて役に立つことから、普段からExcelを使う人にとってはプログラミングの入門としてもとても良さそうです。

とはいえ、やはり「言語」なので使用頻度が下がると忘れてしまいます。

そこで、自分が忘れてしまったときのため、ひいてはこれから身に付けたい人のために身に付け方を「学習のレシピ」としてメモしておきます。

なぜ身につけるの?

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「なぜ」を考えとくと後で役立ちそうなので、まずはそれを書いておきます。
すでに「なぜ」という理由が明確だったり強力だったりする人は読み飛ばして下さい。

1.(特に定形の)仕事の効率化ができ、大事な仕事に集中できる
私がVBAを身につけようと思った当時、Excelを多用する仕事をしていました。毎日、深夜まで残業するような日々だった一方で、定形の作業にも大分時間を取られていました。「これは人間がやる作業じゃない」と思いながら・・・
この定形の部分の効率化にとても役立つのがVBAでした。

2.「できる人」が持っているスキルである
ちょうどそのころ、私の身の回りで私の尊敬する「仕事のできる人」がVBAが使えるということを知りました。しかも二人も。一人は大手コンサルファームの方、もう一人は金融関係のお仕事の方で、いずれもVBAを使うことで大幅に作業効率を上げられたとか。

ExcelのVBAを使うということは、たいてい自らの業務の効率化だと思います。そのためには、業務内容を整理する必要があります。また、当然、プログラミング言語なので、論理的に考えることも必要です。この二人はもともとそういう能力が高そうですが、逆に言うとこれらの能力も鍛えられていくように思います。

ちなみにこのお二人は、ともに論理的に考え、決断していくだけではなく、心にも余裕がある方々だったのもポイントでした。

3.プログラミングの入門としてうってつけである
私は、一応IT業界で働いてきたので、個人的にプログラミングができることに憧れを持っていました。

上記の様に興味を持っていた際に、VBAについて調べていると、「これってプログラミング言語習得の入り口としてもいいんじゃない。」とこちらのブログに書いていました。

【VBAエキスパート Excel スタンダード】なんでもっと早く受けとかなかったのか…
http://blog.kentei-uketsuke.com/suzuki/archives/1720

要は、すぐに仕事に役立つ!と思えることが大きいのだと思います。
また、VBAには資格制度もあり、「自分は一応このレベルまではできる」というマイルストーンとしても役立ちそうです(私は、Excel VBAの「ベーシック」と「スタンダード」両方取ってみました)。

また、最近は子供にプログラミングを学ばせようという動きがありますが、自分自身が全くできないものに子供が興味を持つようにするのも中々難しそうです。まずは、自分が学んで見るきっかけとしても良いかと思います。

なお、Excel VBAを身につけることの効果については、下記の記事に詳しく書かれています。ご自身なりのなぜ学ぶのかを明確にするのに役立つと思います。

エクセルVBAとは
https://www.exvba.com/aboutvba.php

身につける際のハードルは?

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さて、実際にプログラミング言語を学ぼうとする時にいくつかハードルがあります。

「環境作りが大変」
「仕事とかですぐ役立たない」
「コードのどこが間違えているのかわからなくてイライラする」

これらのハードルに対して、なんとか環境を作り、役立つかわからないけど学んでみても、せっかくコードを書いても、エラーが出て動かない!!!

そうこうしているうちに、モチベーションが下がっていきます。
日々学んでいたのに気づくと、いつの間にかやらなくなっている・・・

例によってですが、私の経験です。これ。

Excel VBAの場合これらのハードルは、多くの人の場合、結構簡単に乗り越えられると思います。

1.環境作りが大変
先に書いたとおり、プログラミングって、仕事で使っていたり、ガッチリした趣味じゃない限り、プログラミングができる環境を作るのがめんどくさい事が多いです。
しかし、Excel VBAの場合、ExcelがインストールされているWindowsマシンがあればすぐできます。

2.すぐ役立たない
これもプログラマーじゃない限り、学んでもすぐに役立たなかったりします。
今は、プログラミングを学ぶのに本だけではなくWebで学習環境まで整えられています。しかし、そこで学んでもすぐに仕事などで使える人じゃないと「役に立った」という感覚が得られにくいものです。

そして、人間も動物なので、「できた!」とか「役立っている!」という感覚やフィードバックがないとやる気が出なくなります。

Excelの場合は、多くの人が仕事で使っており、かつ定形の作業というのは大抵あるものなので、何かしら役に立ちます。その役立ち度がすごいのですよ。これがやる気を高めてくれます。

3.プログラムのどこが間違えているのかわからなくてイライラする。

「しかも、すごく簡単なことのはずなのに全くわからない!」

というのも大幅にやる気を削いていく要因になります。

これが多分、私がプログラミングを学ぶ際の最大の障壁でした。
そして、他の人の話を聞くと、やはり多くの人に取っての障壁でもありそうです。

できるようになっていく人は、みんな無意識にここを乗り越えていくのだろうと思います。しかし、私の様にできるようにならない人は、ここをぐるぐるしてそのうち辞めてしまうのでしょう。

今回は、この3つ目のハードルを乗り越えられない原因と解決策を書いていきます。

3つ目のハードルを乗り越える方法

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まず、この3つ目のハードルが乗り越えられない理由です。

これは、なかなか気づけなかったのですが、というかある程度できるようになって初めて気づいたのですが、すごく単純です。

それは、基礎力がないから。
この基礎力についてもう少し分解して言うと、基礎的なルールや書き方の手順を「身に付け」られていないから。

この基礎力がないとので、基本的なコードを書く(プログラミングをする)際にもアタマを使う必要があります。それなのに、さらに高いレベルのことをやろうとするので、いっぱいいっぱいになり、ついていけなくなったりします。

これを中学校で学ぶ英語に例えてみると、主語の後に動詞が来るという英語の並びをちゃんと身につける前に、関係代名詞を使おうとするようなものです。しかもなんだかいろいろな修飾語までついているやつ。

中学生になって初めて英語を学ぼうとする時に、いきなり
“I have a pen whiich sticked into a pineapple and its also connnnected to an apple stocked with a pen, so there are some people on the Internet who call it pen-pineapple-apple-pen.”

なんて自分で書いてみたりするわけです。当然、普通は書けないし、なんとかお手本とかを見ながら書いてもなんだか文法的やスペルが間違えがちです。

こんな状態で、
「代名詞を使うと前の文章で言っていたことをいちいち繰り返さなくてもOKだから便利でしょ?」
とかいう素敵なアドバイスをされても何が便利なのかわかりません。むしろ、ただ複雑さを増す要因でしかありません。

だって、「主語+動詞+XXX」みたいな構造自体おぼつかない状態なんですから。

というわけで、基礎力を「身につける」ことって大事なわけです。基本的なルールを覚えるということを含めてね。

じゃあ、基礎力(とかルール)を身につけるにはどうしたら良いの?というのを書いていきます。

基礎力を「身につける」

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コレもやっぱりあたりまえのことです。

で、まぁ、それは、練習です。トレーニングです。
「結局それかよ」とか思ってももう少しだけお付き合いください。結構楽しくやる方法があります。

上記の問題は、「For文は、分かった。次!」とやってしまうところなのですよ。

でも「分かった」だけだと足りません。

「この場合は、For文で、実際書くとこういう感じで」というのが自然に、半自動的に書けるようになっておくのがポイントです。

そのためには、「分かった」状態から何度も練習をしていきます。(過剰学習、Over Learning)
コツは、最初はゆっくりと、丁寧にやること。「なんでこう書くのか」などを味わいながら。

そして、ある程度慣れてきたら今度はサクサク書けるようにしていきます。時間を図ってもいいかもしれません。(熟達訓練、Fluency Building)

ここまで行くと半分自動的にFor文が使えるようになります。

そして、多少状況が変わっても、あまり迷わずにサクサクFor文が書くことができるようになります。

しかも、この状態になると、For文に関してはコードをサクサク書いていく事ができ、それが結構気持ち良くなっているはずです。

これは、気のせいではなくこういう反復により、意識的な動作を無意識にできるようなった行動を行うことでドーパミンが出るからだとか(出典などは忘れたので見つけたら補足します)。

ちなみに、さっきの英文で言うと
“I have a pen.”を、繰り返し、そして、”pen”を”pineapple”に変えて”I have a pineapple.”というのを練習し、”I have a Pen-Pineapple-Apple-Pen”といえる様になる感じですかね。
先に書いたとおり、最初は言いにくかったこのフレーズがスムーズに言える様になるとちょっと気持ちいいわけです。
これも”PPAP”がバイラルになる理由の1つかもしれませんね。
参考)http://www.bbc.com/news/world-asia-37480920

さて、じゃあこれを「具体的にどうやったらいいのか?」について、今の段階での私のおすすめの方法を書いておきます。

続きは、こちら「一ヶ月でEXCEL VBAを身につける学習手順」

英語フレーズを「使える」ようにする「熟達訓練」

lifenotes.jpの記事では、過剰学習(Over Learning)と熟達訓練(Fluency Building)なんてキーワードを何度か使ってきています。これらのキーワードについてバーで、英語で話しかけるシーンを例に解説してみました。

バーで、英語で話しかけることってできますか?

ちょっと考えれば、このための英語のフレーズは、何かしらでてきそうですよね。

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大抵の人は、過去に習った英語のフレーズを「知っている」し、何かしら思い出せるわけです。

でも、実践の場では、即座にでてこなかったりします。「使えない」状態ですね。

それでは、「使える」ようにするためにはどうしたら良いでしょう?

「知っている」「できる」から「使える」スキルにする方法

そのキーになるのが「過剰学習(Over Learning)」とか「熟達訓練(Fluency Building)」という概念です。

例えば、話しかけるフレーズとして、
“May I have a seat here?”を思いついたり調べたとします。
これは、「知っている」段階ですね。

何回か口に出して言ってみれば、このフレーズを話すことは「できる」ようになると思います。

しかし、この段階だと多くの場合、実践の場では思い出せなかったりします。練習するシーンと実践の場では状況が変わっていたりするので、定着しきっていないスキルの場合でてこないのですよね。

そこで、この「できる」状態で練習をやめずに、さらに繰り返します。

これが「過剰学習(Over Learning)」というやつです。
コツは、最初の段階は、ゆっくりと丁寧に行うことです。
こうして「できる」状態を作っても更に、繰り返すことでスキルが定着していきます。

そして、さらにこれを短時間で言えるようにしていくというのが「熟達訓練(Fluency Building)」です。

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※こんな感じ?

ここまでやると、定着度が上がるだけではなく、練習したシチュエーションと異なる場面や、多少の妨害が入っても話せるようになります。実践で「使える」状態になっていくわけです。

2016-11-02_0758クリックすると拡大します。

よかったら是非試してみて下さい。他の学習にもかなり使えます。

この概念を応用したワークショップを開催します。

ちなみに、「一人でやるのはちょっと・・・」という方のために、ワークショップを開催するします。

ワークショップでは、「過剰学習」や「熟達訓練」の理論などを応用しながら練習し、簡単な自己紹介を作り、更にそれをロープレで練習するというのを行います。

そして!講座後には、実際に外国人がいるバーに行ってみて話しかけるというところまでやります。

短時間の講座なので、しっかりと定着というところまでは難しいですが、皆さん実践で使えるレベルぐらいにはなります。
その日に実践!バーで友達を作るための英会話
2016年11月12日(土)

その日に実践!バーで友達を作るための英会話
2016年12月3日(土)

今回参加できないけれども、という方もFacebookなどでコメントやメッセージをいただけたら別日程を調整して開催しますね。

参考文献など

 

巻取り式Lightningケーブルが便利!

概略

百均の巻取り式(リール式)MicroUSBケーブル+Lightning用アダプタが便利だったという話です。これは、MicroUSBケーブルを使うスマホをご利用の方も多分同様だと思います。

ちなみに、便利ポイントは

  1. 巻取り式なので机上が片付く
    机上が片付いているのは予想以上に気分がよく費用対効果がよいです。
  2. さっとしまえる
    いちいち手で巻きつける必要がないのもとても便利です。
  3. 端子部も安いので万が一のときも安心
    100円で新しいものが変えるので、端子が腐食してもすぐ交換できます。そもそも、巻取り式になってから今のところ一度も腐食する事はありません(この問題については後述します)。
  4. 元はMicroUSBだからKindleとかiPhone以外のスマホにも使える
    いちいちケーブルを差し替えず、アダプタ部分を取り替えるだけでOKなのも意外と便利です。

iPhoneのLightningケーブルってよく壊れる

iPhoneのLightningケーブルってよく壊れますよね。すぐ断線したりします。

以前、銀座のAppleストアに持っていたら店員さんに「安物ですからねぇ」と言われ、「なるほど、値段は安くないけど、やっぱり安物なんだ」と妙に納得しました。

そんなLightningケーブルですが、最近は、自宅に複数あったApple純正品がすべて息子(乳幼児)の襲撃にあい、端子部分が唾液により腐食したり引っ張られて壊れてしまいました。ちなみに、断線しにくいはずのAnkerの1,600円ぐらいのやつも虫の息です。断線には強くとも端子部分は、普通に腐食するようです。

こんなことがあると、なんだかそんな「安物」に対して結構なお金を出すの馬鹿らしくなります。そこで、今までなんとなく避けてきた百均のリール式(巻取り式)のを試してみました。

百均の商品を買ってみる

今回の購入場所は、セリア。試したい方は、百均ならどこでも売っていそうなので、お近くのお店で聞いてみて下さい。

img_3508

巻取り式のケーブルは、MicroUSBのもの。それにLightningケーブルの端子の部分のアダプタをセットしてみました。もちろん百均のなので、充電しかできないやつです。

img_3509

さすがに、こちらは値段も安物だけに充電時間は比較的長いようですが、十分使えるレベルだったりします。

img_3511

もちろん、当初の問題についても効果を発揮しています。巻取り式なので、机の上から引きずり降ろされたりといった息子の襲撃を回避しやすくなっています。

しかも、万が一やられたとしてもさきっぽだけなら100円で買えます。さらに、適切な長さのみに調整可能なため机上もケーブルで散らかりにくくなりました。

さらに持ち運びの際にも素早く収納できて便利です。

ちなみに、充電時間が長いのは、抵抗値が高いからのようです。
http://mitok.info/?p=40448

また、次にApple認証(MFi認証)品を買う場合にも、巻取り式(リール式)にする予定です。こんなやつ。

「自信がある人に変わる」ワークシート

先にレビューを書いた
「自衛隊メンタル教官が教えてきた 自信がある人に変わるたった1つの方法 」
下園壮太著

にあるワークを実行しやすいように読み解いてワークシートを作成しました。

最初は「なんとなく良さそう」という程度だったのですが、一ヶ月ほどやってみると「確かにコレをやっていけば自信がつきそう」という感じになってきました。

というわけで、下記のそのワークとワークブックについて解説していきます。

なお、下記の表現などについては、私の理解なので、上記書籍とのずれがある可能性もあります。ご興味のある方は是非書籍を読んでみて下さい。

※注意:このワークは、今現在、ウツだったりする場合には効果が出なかったり、やるのが大変だったりするので向かないとのことです。

得られる と思われるもの

1.自動的にポジティブな自己評価ができるようになり、自信を持てる様になる。

2.普段の行動に適切な目標設定ができるようになり、行動力と自信が高まる。

ということのようです。とても良さそうですよね。そして、

一ヶ月ほどやってみた感じ

●「サイコーの評価法」(無意識の自己評価を意識化する方法)トレーニングについて

  1. 自分への無意識の評価(+声がけ)を修正するきっかけになっている。
    自分自身、調子が悪かったりするとネガティブに考えがちな傾向があるのは知ってました。そういうとき無意識に自分にかけている声は「何やってんだよ」とか「何もできてないじゃん」などなど。コレを意識的に修正しようと試みてみたのですが、なにせ「ネガティブになっているとき」に「自動的にやっていること」なのでなかなかできません。
    けど、この方法なら、朝の寝起きや、夜の寝る前、それに何か実行したときをきっかけにさっくりできます。なので無意識の評価はもちろん、自分への自己否定的な声がけも減った気がします。
  2. できるようになったら、短時間で行うことで自動的にできるようになっていく。
    まずは、型を覚えて、それを何度も繰り返して、更に短時間でできるようにしていくというやり方を取ると、いつでも自動的にできるようになっていきます。下でも少し解説していますが、「熟達訓練」(Fluency Building)という概念ですね。
    何か実行した際に30秒ぐらいでレビューすることを繰り返してくと大分効果がありそうです。もちろん毎回やっているわけではないですが。

●「無意識目標の意識化」トレーニングについて

  1. 億劫な作業に着手しやすくなる。
    よく大変なタスクは、分解しろと言われます。ただ、単に分解しても億劫なタスクはできなかったりするのですが、この手法は、難易度、影響する要因、更に成長過程といったプロセスまで踏み込んで行きます。これによりちょっと億劫な作業も実行しやすくなるようです。億劫だった作業も着手しやすくなり行動力まで上がる気がします。

さて、具体的にどんなものか解説していきます。

ワークの概要

1.(無意識の自己)評価を改善するための「サイコーの評価法」トレーニング
2.無意識の目標設定を意識化し修正する「無意識目標の意識化」トレーニング

内容を少し説明すると下記のようになると思います。
詳細は、書籍を読んで下さいね。

  1. (無意識の自己)評価を改善するための「サイコーの評価法」トレーニング
    ・無意識にネガティブな自己評価をしてしまいがちな人はなかなか自信が持てない。
    ・この自動的に行なってしまうネガティブな自己評価を、一旦意識化しポジティブな自己評価が自動的に行われるように改善するトレーニング。
  2. 無意識の目標設定を意識化し修正する「無意識目標の意識化」トレーニング
    ・上記だけで改善されない場合、もう一歩進めて普段無意識に行っている自分自身に対する期待値(目標設定)を修正する。
    ・自信がある人の場合、なにか行動する際に無意識に行っている目標設定が適切で、過度に自己批判したりせず、状況の変化に合わせても目標も適切に修正できる。
    ・自信がない人の場合、これができないので、自己否定的になったり、イライラしがちだったり、また失敗を避けるためにそもそも行動もしなくなったりする。
    ・そのため、行動する際に無意識に行っている目標設定を意識化し、さらにタスクだけではなくそのプロセスも意識化する。これにより、無意識の目標設定を修正するトレーニング。

Excelシートのダウンロードと使用方法

ダウンロードは、こちら

まず、注意点から、説明します。

  1. Excelの機能について
    Excelの「テーブル機能」と少しだけ関数などを用いて作成しています。特に「テーブル機能」は、古いバージョンのExcelでは対応しない場合があります。リクエストが多ければ古いバージョン用のものも作成しますのでお声がけ下さい。なお、マクロは使用しておりません。
  2. 「Excel開くのが大変」「目標設定が大変」という場合
    私の今の作業環境的には、常にExcelを開きっぱなしなので、このシートを使うと結構楽に使えます。
    ただ、人によってExcelを開くのが手間だったり、そもそも普段パソコンを使わなかったり、手書きの方が良かったりすると思います。

あまりこだわらずに、ご自身の状況に合わせて使えるようでしたら使ってください。「今は使えなさそう」というのであれば、参考程度にとどめていただければと思います。当然ですが、無理にやる必要はないし、やらない方がいい状況の方もいらっしゃると思います。

これは、著者の下園壮太さんにこのシートを観ていただいた際のアドバイスでもあります。

「評価」シート:(無意識の自己)評価を改善するための「サイコーの評価法」トレーニングのため

No.1の行(Excelの行で2行目)は、サンプルとして入力されていますので、削除してお使い下さい。

  1. 「日付」まず、日付を入力して下さい。「10/11」の様に入力すると自動的に年・曜日、およびNo.の列も自動的に補完されます(Excelの「テーブル機能」と関数を組み合わせています)。
    ・私の場合、Google日本語入力を使っています。「きょう」と入力し変換するとその時点での日付が入力されて便利です。なお、他のIMEでも同様の機能がある場合があるそうです。
  2. 「時間」は、「朝」「昼」「夕方」「寝る前」などでもいいですし、実際の時間を入力してもいいと思います。
    私は今のところ「朝」「夜」とか入れています。Google日本語入力を使っている人は「いま」と入力し変換、今の時刻が入るのでそれでもいいかもしれません。
  3. 「対象」には、評価する対象を入力します。
    これは、例えば「寝る前」とか「寝起き」と入れたり、「無意識目標の意識化」まで実行しなくとも、何か作業をした際に、その作業を評価するのに使用しています。もちろん、入力しなくともOKです。
  4. 「よかったこと」を3つ入力します。
    この手のことはいろいろな本に書いてますが、私はどうしても「こんなことして意味あるのかな?」とどこかで思ってしまうほうです。でも、ちょっと続けてみたところ、結構良い感じです。
  5. 「わるかったこと」を1つ入力します。
    悪かったことがなければ、無理に入力しなくてもいいそうです。実際、私も特にわるかったところが出ないこともあります。その場合、あえて反省点を見つけることもあるし、そのまま書かないこともあります。
  6. 「今後」については、基本的に「わるかったこと」に対する今後の対応案を入力します。
    具体的なものの方が良いかもしれませんが、こだわりすぎたり、難しく考えすぎて書けないよりは気楽に書いたほうがいいようです。

コツ:

  1. 回数の目安
    本気でやれば40回、だらだらやっても400回で身につくそうです。まずは、40回を目指してみましょう。
  2. 実行タイミングの設定
    最初は、朝の寝起きとかお昼休みとか夜寝る前など、時間を決めて、ゆっくりと丁寧に行うと良いでしょう。最初から無理すると続かないので、最初は丁寧にやってきましょう。
  3. 慣れたら普段から実行してみる!
    慣れてきたら、ちょっとした何か実行したことに対して、シートを使わない(使えない)ときも30秒ぐらいで実行してみると良さそうです。次の「無意識目標の意識化」まで行っていなくとも実行してみると良いかもしれません。
    色々なシーンで自動的にポジティブな自己評価が行える様になるそうです。これは、lifenotes.jp以前紹介した「熟達訓練(Fluency Building)」という概念から考えても、何度も繰り返し、短時間でできるようにしていくと「汎化」と言って様々なシーンで自動的に使える様になるはず(私も実践してみます)。

「目標設定」シート:無意識の目標設定を意識化し修正する「無意識目標の意識化」トレーニングのために

このシートの使い方は、基本的に「評価」シートと同じです。
「サイコーの評価法」を実行する前に、目標設定の箇所があります。

手順としては、

  1. 実行日を入力します。
  2. 時刻を入力します。
    これも「朝」とかでもいいですし、実際に時刻を入力してもいいと思います。私は今のところ「朝」「夜」などと入れています。
  3. タスクの名称を入力します。
    ちなみに、タスク自体は、一日の中で重要だったり、着手するのが億劫だったりするものをやっています。
  4. 難易度を入力します。
    結構簡単に見積もっているけど、意識してみるとある程度の手間や難易度だったりがわかります。
  5. 「この作業に影響する要素はどんなものがあるか?自分だけの都合で結果が決まるのか?」
    これも気づきにくいのですが、何かの作業をする際に他の影響を考慮してなかったりします。また、自分の都合だけで決まらないこともちゃんと想定しておくと対処しやすくなります。
  6. 「どんな成長過程を踏むのだろうか。」
    ちょっとわかりにくいですが、何かこのタスクを実行することで得られそうなものを入れています。
  7. 「その目標で意欲が湧くか?」
    そもそも全く意欲がわかない場合、やる必要がなかったり、今やるべきじゃなかったりするのではないかというのも考えてみてもよいかと思います。
  8. 「合格目標は?」
    最低限これはできるはずというのを入れておきます。
  9. タスクを実行します。
  10. 「サイコーの評価法」を行います。
    さっくりでいいです。

私の場合、これを意識的にやってみると、簡単なはずのタスクが実は難しかったり、想定していない要素に影響されていることに気づけます。普段、そもそも、そいういうことを無視してなんとなく、無意識に、目標設定していることがわかりました。

例えば、「無意識の目標設定」に対して、思ったよりも時間や手間がかかったりすると「こんな簡単なこともさっくりできないのかよ?」的な感じの無意識の自己評価をし、凹んでいたり。

最後に

本を読んだ際、私の場合、「サイコーの評価法」というネーミングだけでちょっと敬遠しそうになってしまいましたが、ちょっとやり続けてみると大分良い感じです。

メソッドや考え方なども著者の自衛隊の現場でのカウンセリング経験が生かされているものなのだと感じます。

なお、Excelシートの修正を含めた、前向きなフィードバックやご質問は歓迎です。場合によっては修正版なども作成しますので、メールFacebookでお気軽にお声がけ下さい。

レビュー:「自信がある人にかわるたった1つの方法」

 最近読んだおすすめの本を紹介します。
今回の本は、自信を身につけるための理論と、著者のカウンセラーとしての長年の経験から生まれたのであろう実践(練習)方法が記載されているのが特徴です。
ただ、レビュー中にもある通り、ちょっと具体的にどうしたら良いのかがわからないので、Excelシートを作って実践できるように工夫してみました。

「自信がある人に変わるたった1つの方法」のレビュー

結論から言うと、とてもおすすめ。

科学的なデータにもとづいた話しというわけではなさそうだが、著者の経験と考察に基づいた実践的で効果的な理論とメソッドが示されている。これは、実際ある程度実践してみてそう感じる。

ただ、サラッと読む分には、一見わかりやすそうな内容なのだが、一つの項目に対して後から追加事項が次々に出てきたり、「イメージアップ」など英語でも和製英語でもなさそうな筆者独特の用語や言い回しが説明なしに使われるなど、実は結構わかりにくい構成になっている。特に後半のメソッドの解説に行くにつれてこの傾向が目立つのが残念。

一方で、図解も多用されており、少なくとも理論の部分についてはわかりやすく伝えようという工夫とてもされているのだと思われる。

内容的には、
自信の定義を3段階に分け、

第一の自信:「できる」の自信、

第二の自信:「身体・生き方」の自信、

第三の自信:「愛される」の自信

と定義され、それぞれどのようなものであり、どのように得られるものなのか、どのように失われるものなのかが記載されている。

また、著者の得意の「原始人」のメタファーや、「子供視点」は特にわかりやすい。「日本人」と「西洋人」のメタファーは、単純化しすぎのように見えるが、これも何故今の時代に苦しむことになる人がいるのかをわかりやすく示している。

特に素晴らしいのは、無意識の評価や、無意識の目標設定を修正していくという理論と実践方法についてである。これは著者の長年に渡る経験と研究、実践上がって組み上げられたものなのだと思われる。様々な工夫があるようだが、まずは最も単純なところからでも手を付けていくと効果を感じられるように思う。

できれば、どれをどういうタイミングでというところまで提案があればより良かったと思うが、それでも他の類書や一般的な自己啓発書に比べて、個人の経験を超えた長年の経験などにもとづいている様に思える。

内容的には、最初に書いたとおり、おすすめであり、何度か読み解き、本の中にも書かれて入るとおり、自分なりに工夫して実践する価値のある内容だと思う。

実践用のシート

書籍中、紹介されている

1.(無意識の自己)評価を改善するための「サイコーの評価法」

2.無意識の目標設定を意識化するための方法

の2つについて、簡単に取り組めるようにExcelのシートにして使ってみました。

「自信がある人に変わるたった1つの方法」のワーク用Excelシート

一ヶ月程度は使っていますが、結構良いです。本に書いている通りの日数で大きく変わる事はありませんでしたが、実践はしやすくなってます。

もし、ご興味のある方がいらっしゃれば、Facebookのグループなどでご連絡ください。一緒にやってみましょう。

P.S.先日この本をテーマの読書会も開催しました。その様子はまた後日。