【学習レシピ】人生を変える家計簿の習慣

大分大きくでた感じのタイトルですが、実際人生を変えるぐらいのインパクトをもたらすことができると思います。

大きな効果を生む小さな一歩

自分の生活においてお金をどう使っているのかがわからないなんてことはありませんか。
また、簿記や会計の本を読んでみても、貸借対照表(B/S)や損益計算書(P/L)が感覚的につかめないとかということはありませんか?

例によって、これも私が抱えていた問題です。
私は、いまでも会計に強いわけではないです。それでも、以前に比べれば、知識だけではなく感覚的にも掴めるようになってきていると思います。もちろん、そのために本を読んだり、簿記の勉強などもしました。しかし、その中でも、すごく効果を産んだ最初の小さなステップと言うのは限られていました。

会計に関して言えば、そのうちのひとつは、以前紹介した「桁数の把握」の力。
実を言うと、私自身は、いまでも桁数の把握をするスピードが速いわけではないと思います。ただ、数字を読む際の抵抗感はかなりなくなりました。抵抗の度合いは、もともとが100だとしたら、2とか3ぐらいですね。そして、それにより、「数字を読む」ようになったため、様々なところに良い影響が出るようになりました。
これは、私だけではなく、桁数把握力の「レシピ」を実行してくれた方みんなが感じている効果です。(特にバニラさんには感想を掲載させて頂いているので、よろしければ御覧ください)

そんな大きな変化をもたらす、最初の「小さな一歩」として、家計簿をつけることもオススメです。この場合の目的は、お金というリソースを自分の目標に向けて割り振っているかを把握すること。そして、その配分を変えること。
これは、副次的に、貸借対照表や損益計算書の感覚をつかむことにもつながります。

家計簿が効果的な理由

家計簿をつけることが、効果的な理由はなんでしょうか。

簡単にいうと、メタの視点を持てるからだと思っています。
お金をつかうときは、「ちょっと疲れたから」とか「自分へのご褒美として」とかいう目の前の理由で使ってしまいがちです(ダイエットなんかも同じですね)。

それを、まずはレシートをとっておくことで、少しだけ意識してお金を使うようになります。
そして、それを1週間とか1ヶ月単位でまとめる事により、どんな項目にお金をつかっているのかがわかります。ここまでが、会社などでいう損益計算書の話。

そして、その結果、例えば貯金が増えたり減ったりしていることに気づきます。ここは貸借対照表ですね。これが、目の前のケーキを食べるかどうかという視点とは異なった、一歩離れたメタの視点になります。

さて、このメタの視点を活用していきます。具体的には、あなたのお金の使い方が、あなたの目標に適しているのかを確認します。目標のためにならないことにお金を使っているようであれば、それは配分を変えてあげます。

例えば、私の場合、家計簿をつけはじめた頃は、当時の私は、プロの講師としてのレベルを高めるという目標がありました。

しかし、週に2〜3回飲みに行っていました。しかも、終電過ぎまで飲んでしまいタクシーで帰るなんてこともしばしばありました。飲みに行くことは楽しいし、情報交換や懇親のためという目的はあったのですが、これでは過剰です。

そこで、飲みに行く回数を減らし、講座用に少し良いスーツを買うとか、健康のためのジムや器具にお金をかけるというように配分を変えました。結果、講座に参加してくださる方の人数も増えていきました。

日常に組み込めるほんのちょっとした習慣が、大きな変化をもたらしてくれたりします。家計簿は、このように取り組めばその、大きな変化を生み出す最初の「小さな一歩」としてとても効果を発揮してくれます。

ポイント

  1. やりたいことを把握する。(目標とか目的)
    ここがいちばんキモになります。最初は漠然とでもいいので考えて見ましょう。また、実践していく中で見直しもしていきます。例えば、あなたが将来独立するために簿記の資格を取っておこうと思っていたとします。そのためには、多分、飲み会などにお金を使うよりも、書籍を買ったりスクーリングをすることにお金を使ったほうが良さそうです。実際、そうなっているかを確認してみましょう。
    もちろん、これは時間も同様ですね。 
  2. 日々やるけど、細かくなり過ぎない!
    買い物をした際のレシートは必ずもらうようにします。もらえなければメモをとっておきます。そして、日々、財布やかばんからレシートを取り出して分類します。しかし、あまり細かくならないように。これは、あなた自身がめんどくさくなるのを防ぐためです。基本は、ちゃんと。でも、例えレシートを無くして「金額が思い出せない!」なんて事があっても、ちゃんと自分を許すことです。最悪なのは、「こういうのは向いていない!」などの、よく分からない言い訳を作ってやめてしまうことです。

    私も、当初財布にレシートをためてしまい、「みなかったことにしよう」をしばらく繰り返し、最終的に「ヤッパリ俺はダメだ・・・」というような悲しい気持ちになったこともあります。

    しかし、レシートを財布から出してまとめるとスッキリするものなのです。財布も心も。この感覚を味わうべく毎日行い、習慣化されると今度は「財布を常に綺麗にしている自分が好き!」という感じになります。

  3. お金の流れを大まかにつかむ。
    集計するときも大きく流れをつかむようにします。計算機などが苦手なら100円単位とかでもいいかもしれません(簿記の場合はそうはいきませんが)。まずは、習慣化して抵抗を減らすのが大事です。

準備

□入れ物を用意する
こういうのがあると便利です。
100円ショップでも売っているかもしれません。封筒でもOKです。封筒の場合、項目ごとに必要分だけ封筒を用意します。

□項目名を設定
振り分けは、食費、交際費、自己啓発、医療費、住居費、衣服・理美容費ぐらいでいいでしょう。あまり多くしないのが良いと思います。迷う場合は、まずは上記をマネて開始し、別途分類したいものがある場合はそれを記載していきます。

手順

□日々の買い物ではレシートをもらうようにする。
自販機や割り勘などでレシートがもらえない場合は、手書きのメモでOKです。
この手書きのメモはその場ではなくてもよいです。。ただし、お金の倹約を使用としているなら、その場で書くのがオススメです。この「ちょっとした一手間」(行動分析学で「嫌子(けんし)」という)がかかることを思うと、お金を使う抑制力になります。
また、カバンや財布に専用のいれる場所を決めておくのもポイントです。

□一日に一度、レシートを振り分ける
朝か夜の日々やる時間帯を決めておくと良いでしょう。1分程度で終わるはずです。ちなみに、私の場合、この整理の際に会社の経費として使ったものは会社用のフォルダに入れていきます。
最初は、とっても億劫だと思いますが、やると結構すっきりするのでオススメです。
財布にレシートを入れっぱなしな人は、財布もスッキリします。

□週に一度/月に一度まとめる
レシートを項目ごとに合算します。水道光熱費、通信費など固定的に出て行くものは、銀行口座やクレジットカードに書かれる事が多いと思うので、それは月一で合算してください。

これをExcelなどに入力しておきます。
一週間に一回でも、二週間二一回でも月に一度でも良いのでまとめます。
ただ、長くても月一ぐらいでは分類しといた方がいいです。何に使ったのかよく分からないものも1ヶ月程度であればカレンダーなどを見れば思い出せる確立が高いです。もちろん、レシートの分類を日々やっている前提でですが。

□見直す
自分がどんなことにお金をつかっているのかを分析します。特別金額が多い項目は、レシートを捨てる前に、特に何につかっているのか分類するなり、新規の項目に分けてみるのもよいでしょう。

参考・ツールなど

【学習レシピ】数字(桁数)把握力養成メソッド

私が知る限り、もっともおすすめの電卓です。打ちやすさ、キータッチの気持ちよさ、視認性の高さなど実用性では最高の出来だと思っています。もともと持っていた5,000円以上するものよりもはるかに使いやすいです。しかも、価格も2,000円弱と手頃なので、特にこだわりが無く、使いやすいのがいいという人は買いだと思います。

簿記の勉強でなにが辛かったかというと細かい計算でした。せっかく計算しても間違えていることがしょっちゅうありました。それが、この電卓を使うようになると間違いが大幅に減り、キータッチの気持ちよさもあって、計算が楽しくなりました。会計士の知人でも何人か使っている方がいて、この電卓の話で盛り上がったことがあります。

ただし、大きめなので女性や手の小さい方にはもしかすると打ちにくいかもしれませんので、店頭で試してみてから購入されるとよいかも。また、おしゃれな感じはないです。
※この記事のアイキャッチに設定した電卓とは別物です。

キングジム クリアホルダー2ポケット 10枚 乳白 793-10ニュウ
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記事中で紹介している、レシートをストックするためのホルダーです。

お金が貯まるかんたん家計簿(セミナー)
考えてみると私は家計簿の本は、読んだことがないのですが、税理士さんのアドバイスに加えてこのセミナーがとても役に立ちました。
家計簿について更に丁寧に学びたい人は、いろいろ勉強になる事があると思います。(私が参加したのはもう何年も前なので変わっているところもあるかもしれませんが)


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